いきなりですが、つい最近ゴールデンカムイの漫画をまとめ読みをした影響でジビエを食べたくなったため、ジビエ料理店に行ってクマ肉やアナグマ肉を食べてきました。
私は今回初めて熊肉を食べてみましたので食レポを含めて、クマ肉を含めて様々なジビエ料理を食べることが出来るレストランである、「あまからくまから」を紹介いたします。
あまからくまから
「あまからくまから」とは、東京都中央区の人形町駅から徒歩すぐにあるジビエ料理が食べられるレストランです。雑居ビルの2階にあります。
ゴールデンカムイをリスペクトしているのか、メニューの一つにアイヌジビエコースがあり、チタタプを楽しめます。コース外でもゴールデンカムイ原作で出てきたプクサ(行者にんにく)を使ったおひたしのメニューもありました。こちらのプクサはアイヌの人が採ったとのこと。
こちらでは、ヒグマ、月の輪熊、猪、トド、鹿、鴨、キジ、穴熊などの普段あまり食卓に並ばなそうなジビエを食べることができます。
私が行った時にはメニューにありませんでしたが、ハクビシンもあるようです。個人的にはどんな味かとても気になります。
クマ肉を食べる
私は「あまからくまから」には初訪問でした。事前に予約をしていたところ、店内入ってすぐ左側の2名席用のテーブルに通されました。店内は照明が少し落とされた落ち着いた雰囲気でした。店の奥の席には掘りごたつのある個室もあります。
お店に行った日によって食べれるジビエが違う可能性があったため、今回はコース料理ではなくアラカルトでの注文とすることにしました。
着席後、お通しに美味しい野菜をいただきました。
野菜も美味しかったのですが、今回はジビエをメインで注文していきます。
クラフトビールが4種類ありましたので、私はだいだいエールを注文して喉を潤します。
まずは前菜として、クラフトビールと一緒にエゾ鹿の生ハム(1,280円)をいただきました。
全然臭みが無く、豚とも牛とも違う味でさっぱりしていて美味しいです。
続けて、低温調理による「穴熊のタタキ」(2,000円)をいただきます。
私はアナグマ肉はこれまで1度しか食べたことがなく、同じようなジビエ料理店ですき焼きとして食べましたが、脂身に甘みがあり美味しかった思い出があります。
こちらのタタキはどうかというと、写真では脂身が非常に多いように見えますがくどくはないです。こちらも臭みのようなものはなく、少しだけクセがあるもののお酒と一緒にパクパク進みます。
しかし、供給量の問題かもしれませんが、6切れで2,000円は高い気もします。
ここで肉がくどくなってきたため、いったん「きのこのスキレット焼ガーリックソース」(880円)を注文。
無難に美味いです、あっという間に無くなりました。この日に一緒に行った、肉がそれほど好きではない友人はこれが一番美味しかったと言っていました…
そしてメインの「ヒグマの炭火焼き」(4,950円)です。注文から時間が掛かるということで、初回に頼んでおいたものが40分後くらいに届きました。合間に「自家製猪肉のミートソース」も食べましたが、写真を取り忘れるという失態をしています。
初めて食べたクマ肉は、弾力がすごい野生の味という印象です。赤身はこれまで食べたことのない歯ごたえでしたが、食べやすかったです。おっさん2人でこちらもあっという間に完食しました。
私と友人のそれぞれ2人クラフトビールを2~3杯程度と上の料理で合計18,000円ほどでした。
なかなかのお値段でしたが、初めてのクマ肉ということで良い経験になりました。
最後に、クマ肉を食べたお客さん向けに熊食べましたシールを店員さんからいただきました。
思っていたよりも様々なジビエ料理があり、ヒグマ肉と月の輪熊肉の食べ比べや鍋料理など、機会があればまた来て食べたいものもありました。
その他、食べやすそうなメニューから猪の睾丸のスモーク、トドヒレ刺しなどユニークなメニューがありましたのでジビエが気になる方はぜひ行ってはどうでしょうか。
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