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JCB THE CLASSを7年使って正直に感じたこと-インビテーションから特典の実態まで

クレカ・マネー

招待状が届いたとき、正直に言うと「やっとに来たか」と思いました。

JCBのプレミアムカードをメインカードとして使い始めて数年。毎年12月のMyJCB画面を確認するのが習慣になっていたある日、「JCB THE CLASSへのご案内」の文字が表示されていました。

あれから7年以上が経ちます。この記事では、インビテーションを受け取ったときの状況から、7年間使い続けて感じた特典の実態まで、体験をもとに正直に書いていきます。

JCB THE CLASS特典の内容は年々変化しています。2025〜2026年にかけて制度変更が相次いでおり、この記事では2026年3月時点の最新情報をもとに解説します。

「JCB THE CLASSって実際どうなの?」と気になっている方の参考になれば幸いです。

なお、ディズニーラウンジやUSJラウンジなどテーマパーク特典の詳細・活用法については、別記事「ディズニーが大好きな妻がいる家庭で感じるJCBザ・クラスのメリット【USJ特典も】」で詳しく書いていますので、あわせて読んでいただけると参考になります。


JCB THE CLASSとは

まずJCB THE CLASSの基本情報です。

JCB THE CLASSは、日本発祥の国際ブランドJCBが発行するプロパーカードの最高峰です。直接申し込みはできない完全招待制で、JCBゴールド・JCBゴールド ザ・プレミア・JCBプラチナのいずれかの保有者に対し、JCB側からインビテーション(招待状)が届いた場合のみ入会できます。

項目内容
年会費55,000円(税込)
家族カード8枚まで無料
ポイント還元率基本0.5%(特約店は最大10.5%)
ポイント名称J-POINT(2026年1月より旧Oki Dokiポイントからリニューアル)
旅行傷害保険国内・海外ともに最大1億円
ショッピング保険年間最大500万円
スマートフォン保険最大10万円
申込方法JCBからのインビテーションのみ

年会費55,000円というと高く感じるかもしれませんが、後述する特典を使えば実質的な負担はかなり抑えられます。


(私の場合)インビテーションが届くまで

JCBゴールドからスタート

私がJCBのプロパーカードを持ち始めたのは2016年頃のことです。最初に選んだのはJCBゴールド(年会費11,000円)で、当時のメインカードとして日常の支払いに使い始めました。

JCB THE CLASSを目指してはいたものの、インビテーションの条件は非公開のため、特に「修行」と意識していたわけではありません。固定費・日常の買い物をできる限りJCBゴールドに集約させていたくらいです。

インビテーションが届いた年の状況

結果的にインビテーションが届いたのは、JCBゴールド取得からおよそ2年後の2018年頃でした。

きっかけとして大きかったのは結婚式です。結婚式や新婚旅行など、数百万円規模の大きな出費がこの時期に重なり、JCBゴールドに集中させました。「ザクラスを取るために修行するぞ」と意気込んでいたわけではなく、気づいたらインビテーションが届いていた、という感じでした。

一般的に語られるインビテーションの目安としては、年間100万円以上の利用を複数年継続すること・JCBプレミアムカードの保有実績などが挙げられています。私の場合は大きなライフイベントで自然と利用額が積み上がったことが大きかったと思っています。

届いたときのこと

MyJCBを開いたらいつもと違うお知らせが表示されていました。「JCB THE CLASSへのご案内」という文字を見た瞬間の感覚は、今でも覚えています。

申し込みからカード到着まではおよそ1〜2週間ほどで、簡易書留で届きました。漆黒のカードを手にしたときの「これがJCB THE CLASSか」という感覚は、今でも印象に残っています。


7年使って感じた特典の実態

メンバーズセレクション:年会費の3〜4割を回収できる

JCB THE CLASSの特典の中で最もわかりやすいのがこれです。年に1回、JCBが厳選した商品カタログから好きな商品を1点もらえます。

毎年2月末時点でザ・クラスを保有している会員が対象で、3月頃にカタログが郵送されます。商品の相場は実売価格で2〜3万円程度のものが中心です。

2026年度から制度が変わりました

2026年度のメンバーズセレクション(2026年3月発送分)から、コース構成と名称が変更されました。

コース名選択条件特徴
ロイヤルコース(旧:ロイヤルαPLUS限定コース)年間300万円以上の利用抽選・受注生産品含む希少商品が中心
エンターテインメント&トラベルコース全会員テーマパークチケット・旅行クーポンなど
厳選商品コース全会員家電・食品・日用品など実用的な商品

ロイヤルコースの選択条件は旧来と変わらず「年間300万円以上」ですが、2026年度からはロイヤルαPLUSという利用ランク経由ではなく、純粋に当年の利用額が基準となった点が変更の核心です。ザ・クラス取得後に他カードへ利用を分散させている場合は注意が必要です。

2026年度のラインナップ(抜粋)

ロイヤルコース(年間300万円以上)

  • バカラ JCBザ・クラス オリジナルロゴ入り ワイングラスLサイズ 2客セット(抽選)
  • バカラ JCBザ・クラス オリジナルロゴ入り タンブラー 2客セット(受注生産)
  • ReFa BEAUTECH DRYER S+
  • JCBプレミアムナイト 2026(抽選)

エンターテインメント&トラベルコース(全会員)

  • 東京ディズニーシー 完全貸切イベント(抽選)
  • ユニバーサル・スタジオ・ジャパン セレクション(パスポート2枚+プレモカード等)
  • JCBトラベルクーポン(国内2万円分・海外3万円分)

厳選商品コース(全会員)

  • クチポール カトラリーセット
  • 家電・食品等 実用品多数

我が家のセレクション選択パターン

7年間の選択履歴を振り返ると、テーマパーク関連の特典を選ぶことが多いです。具体的には以下のパターンです。

  1. 貸切イベント(2024年〜、抽選当選した年)
  2. USJチケット(パスポート+エクスプレス・パスセット)
  3. ディズニーパークチケット+グッズ

数年前に1度だけReFaのドライヤーを選んだこともあります。品質が高く今でも愛用していますが、やはりテーマパーク特典の実用性・満足度が高いため、基本的にそちらを優先しています。

2026年度は東京ディズニーランドの貸切イベント(プライベート・イブニング・パーティー)に当選しました。 妻と子どもたちと2月に参加する予定で、通常営業後に招待されたゲストだけでパークを楽しめるという内容です。

年会費55,000円に対して、メンバーズセレクションだけで2〜3万円相当が戻ってくる計算になるため、実質的な年会費負担は3万円前後と捉えることができます。


グルメ ベネフィット:2名以上で1名分無料

対象の飲食店で2名以上のコース料理を予約すると、1名分が無料になる特典です。

MyJCBアプリ(デジタルコンシェルジュ)または専用電話で予約でき、2025年5月時点で全国約190店舗が対象となっています。コースの相場は1万円を超えるものが多く、年2回使えばそれだけで2〜3万円の価値になります。

なお、2025年4月からは別サービスとして「JCB スター・ダイニング by OMAKASE」も開始されています。
こちらはミシュランガイド掲載店など予約困難な名店への予約支援・優待価格・貸切イベント参加ができるサービスで、グルメ ベネフィットとは別枠の特典です。ザ・クラス会員は月額4,980円相当のOMAKASEプレミアムプログラムの一部機能を無料で利用でき、年2回の会員限定グルメイベントも提供されます。


コンシェルジュサービス:24時間365日対応

電話1本で飲食店の予約・旅行の手配・プレゼントの提案など幅広く対応してもらえます。対応時間は24時間365日です。

対応品質については、夜間でも問題なく対応してもらえたという体験を何度かしています。丁寧な対応は、アメックスのコンシェルジュと比較しても遜色ないと感じています。


ディズニーラウンジ・USJラウンジ:テーマパーク好きに大きい

東京ディズニーリゾート JCBラウンジ

JCB THE CLASSの保有者限定で、東京ディズニーリゾート内の会員専用ラウンジを利用できます。ラウンジで休憩した後、対象アトラクションに優先搭乗できる仕組みです。

  • 東京ディズニーランド:スター・ツアーズ内
  • 東京ディズニーシー:ニモ&フレンズ・シーライダー内

2018年の取得以来、毎年欠かさず利用しています。 ディズニー好きの家庭にとって、これだけで年会費を払い続ける動機になるといっても過言ではありません。

なお、メンバーズセレクションでディズニー関連の特典(パークチケット等)を選ぶと、ラウンジ利用権がもう1回分追加されます。つまり最大で年2回の利用が可能になります。

ラウンジ活用の詳細(ランドとシーの使い分け・子どもとの交代搭乗サービスの活用法など)についてはディズニーが大好きな妻がいる家庭で感じるJCBザ・クラスのメリット【USJ特典も】で詳しく解説しています。

USJ JCBラウンジ:通常ラウンジ+2025年新設ラウンジ

USJにもJCBラウンジが存在し、ラウンジ後はフライング・ダイナソーに優先搭乗できます。通常100分〜120分待ちになるUSJの目玉アトラクションを待ち時間ゼロで楽しめる特典です。

2025年4月にはUSJ内にJCBパートナーラウンジが新設されました。こちらは年間カード利用額500万円以上が利用条件となっています。

私の場合、昨年12月末時点のJCBカード年間利用額が約650万円だったため、このパートナーラウンジの利用資格を満たしていることをMyJCBアプリで確認しています。今年5月にUSJへ行く予定があるため、初めて利用することになります。実際の体験は別途レポートしたいと思っています。

ラウンジ対象カード利用条件
東京ディズニーリゾート JCBラウンジJCB THE CLASSのみカード保有のみ
USJ ザ・フライング・ダイナソー JCBラウンジザ・クラス・プラチナカード保有のみ
USJ JCBパートナーラウンジ(2025年新設)ザ・クラス・プラチナ年間500万円以上の利用
MyJCB上のUSJのパートナーラウンジ画面(26年3月から案内)

プライオリティ・パス:同伴者1名も無料

世界145ヶ国・600以上の都市にある約1,700ヵ所以上の空港ラウンジを利用できるプライオリティ・パスが、プレステージ会員として付帯します(通常年会費469ドル相当)。
さらに同伴者1名も無料で利用できる点が、JCBプラチナとの大きな違いの一つです。

海外出張・旅行の機会がある方には、これだけで年会費の元が取れる可能性があります。


Special Offer:利用額700万円以上の会員向け特典(2026年3月拡充)

2025年4月に始まったサービスで、2026年3月19日に内容が大幅に拡充されました。対象はJCB THE CLASS・JCBプラチナの会員で、前年のカード利用額700万円以上が条件です。

これまで条件は非公開でしたが、今回の拡充を機に「700万円以上」と公式に明示されました。
また対象が本会員のみから家族会員まで拡大された点も今回の変更点です。

内容は「一般には流通しない希少な体験」に特化しています。2025年4月の開始以来、グルメ・トラベル・ゴルフ・エンタメの4分野で35件のイベントを実施。実際に行われた体験の例として、予約困難な焼き鳥の名店「かさ原」の特別貸切や、会員制ゴルフ場でのコンペなどがあります。

なお、私の昨年12月末時点の年間利用額は約650万円だったため、現時点ではこのSpecial Offerの条件(700万円以上)には届いていません。USJパートナーラウンジ(500万円以上)は利用できることをアプリで確認していますが、Special Offerについては今後の利用額次第といったところです。

JCB THE CLASSの2025年の利用額

旅行・ショッピング保険:補償内容は手厚い

保険の種類補償内容
海外旅行傷害保険最大1億円(利用付帯)
国内旅行傷害保険最大1億円(利用付帯)
ショッピングガード保険年間最大500万円
スマートフォン保険最大10万円
ゴルファー保険対人賠償最大1億円

情報セキュリティの仕事をしている立場から言うと、補償制度は「あるかどうか」より「実際に申請できる状態にあるか」が重要です。カードを作ったら補償内容を一度確認し、旅行前に条件(利用付帯か自動付帯か)を把握しておくことをおすすめします。


ポイント制度:2026年1月にJ-POINTへリニューアル済み

旧来の「Oki Dokiポイント」は2026年1月13日より「J-POINT」に移行完了しています。主な変更点は以下のとおりです。

項目旧(Oki Dokiポイント)新(J-POINT)
計算単位1,000円ごとに1ポイント200円ごとに1ポイント
レート1ポイント=最大5円相当1ポイント=1円
ボーナス制度前年利用額に応じたランク制年間50万円達成ごとに翌月ボーナス付与

計算がシンプルになり、少額決済でもポイントの取りこぼしが減りました。また新設の「MyJCB Pay(コード決済)」でJ-POINTを1ポイント=1円でそのまま使えるようになり、ポイント消費の選択肢も広がっています。


年会費55,000円は高いか

7年使ってきた実感として、使い方次第で年会費以上の価値になるというのが正直なところです。

特典概算の価値
メンバーズセレクション約20,000〜30,000円
グルメ ベネフィット(年2回)約20,000〜30,000円
プライオリティ・パス(同伴者含む)約70,000円(年会費相当)
ディズニーラウンジ(年最大2回)金額換算困難ですが、子連れには代えがたい価値
USJ JCBパートナーラウンジ(500万円以上)年間利用額650万円のため利用可能・5月に初体験予定
Special Offer(700万円以上)現時点では条件未達。今後の利用額次第

特典をフル活用しない場合は割高に感じる可能性がありますが、少なくともメンバーズセレクション+グルメ ベネフィットを年2回使うだけで、実質的な年会費負担は0〜1万円程度に抑えられる計算になります


近年の改悪

7年保有してきて、良い変化ばかりではなかったことも記録しておきたいと思います。

スイートルームプラン・離れ特別客室特集の終了(2025年9月30日) JCB THE CLASS会員限定だったプレミアムステイプランの「スイートルームプラン」と「離れ・特別客室特集」が終了しました。帝国ホテルやリッツ・カールトンなどの高級ホテルスイートに優待価格で泊まれる特典だったため、旅行好きの会員にとっては痛い改悪でした。現在は共通の「JCBセレクション」プランのみ継続しています。

手荷物無料宅配券サービスの終了(2025年6月) トラベルサービスの一環として付帯していた手荷物無料宅配券サービスも終了しました。

一方で、2025〜2026年にかけてUSJ新ラウンジの新設・Special Offerの拡充・グルメサービスの強化など新たな特典の追加も続いており、「改悪と拡充が同時進行している」というのが現状の正確な評価です。


デメリット

①JCBが使えない店がある 国内では概ね問題ありませんが、海外やネットショッピングの一部ではVISA・Mastercardのみ対応という場面があります。JCBをメインにする場合は、サブカードとしてVISAかMastercardを1枚持っておくと安心です。

②インビテーションが来るまで時間がかかる 招待制であるため、「欲しいと思ったときすぐ手に入る」カードではありません。最短でも数年単位の利用実績が必要になります。

③年間300万円を維持しないと特典が制限される 2026年度から、メンセレのロイヤルコース選択にはザ・クラス保有だけでなく年間300万円以上の利用が必要になりました。またUSJの新パートナーラウンジは500万円以上、Special Offerは700万円以上と、利用額によって受けられるサービスが段階的に分かれています。保有さえすれば全特典が使えるという構造ではなくなってきています。

④特典を使わないと割高になる 年会費55,000円を払っていても、メンバーズセレクションを申し込み忘れたり、コンシェルジュを一度も使わなければ割高なカードになります。特典の活用に主体的に動く必要があります。


JCB THE CLASSを目指す方への道筋

JCB THE CLASSはインビテーション制のため、まずはJCBプロパーカードを保有して利用実績を積むことが前提になります。

ルートカード年会費(税込)目安
最短ルートJCBプラチナ27,500円1〜2年程度
堅実ルートJCBゴールド → JCBゴールド ザ・プレミア11,000円〜3〜5年程度

私の場合はJCBゴールドから約2年でインビテーションが届きました。結婚式や新婚旅行という大きなライフイベントが重なり、自然と利用額が積み上がった形です。

焦って利用額を無理に積み上げるより、日常の固定費・食費・通信費をJCBカードに集約させて自然に積み上げていくのが長続きするやり方だと思います。

JCBゴールドは現在公式サイトから申し込みができ、入会キャンペーンが実施されていることも多いです。


まとめ

JCB THE CLASSを7年保有してきた経験をもとに、正直なレビューをまとめました。

評価ポイント感想
メンバーズセレクション毎年の楽しみ。2〜3万円相当は確実。ただし300万円未満だとコース制限あり
グルメ ベネフィット年2回使えば年会費をほぼ回収できる
コンシェルジュ質は高い。使い方次第で差が出る
ディズニーラウンジ7年毎年利用。子連れ家庭には代えがたい価値
USJラウンジ(新)年間利用額650万円のため利用可能。5月に初体験予定
Special Offer700万円以上が条件。現時点では未達のため対象外
プライオリティ・パス海外渡航機会があるなら圧倒的にお得
デメリットJCBが使えない店がある・特典に利用額条件が増えた

「年会費55,000円は高い」と感じるかどうかは、特典を活用できるかどうかで大きく変わります。少なくとも私の場合は、7年間継続して保有し続けているという事実が、その答えになっていると思っています。

テーマパーク特典の具体的な活用法・ラウンジの体験談についてはディズニーが大好きな妻がいる家庭で感じるJCBザ・クラスのメリット【USJ特典も】もあわせて参照していただければ幸いです。

これからJCB THE CLASSを目指す方は、まずJCBゴールドからスタートするのが現実的な最初の一歩です。


この記事は筆者の実体験をもとに執筆しています。特典内容・条件はJCBの公式サイトで最新情報をご確認ください(2026年3月時点の情報をもとに執筆)。

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