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【症状別】Eufy Robovacのエラー一覧と直し方

家電・ガジェット

eufy RoboVacが途中で止まる、赤いランプが点滅する、アプリにエラーが表示される。ある日突然そうなると、まず故障を疑ってしまいます。

ただ、RoboVacのエラーは部品を掃除するだけで直るものが大半です。修理や買い替えを考える前に、何が起きているのかを切り分けてみてください。

この記事では、エラーの番号ごとに原因と対処法を整理しました。該当する症状から読み進められます。

まず確認:RoboVacのエラーの伝え方は2種類

RoboVacは機種によってエラーの伝え方が異なります。

  • 本体のランプとビープ音で伝えるタイプ(11S・15C・30Cなど)
  • アプリ「eufy Clean」の表示や音声で伝えるタイプ(G・Xシリーズなど)

ランプとビープ音だけのモデルは、本体を裏返すとエラー内容を書いたシールが貼られています。まずここを見るのが最短です。アプリ対応モデルであれば、eufy Cleanの画面にエラー番号が表示されます。

アプリの言語設定によっては表示が英語になることがあります。たとえばエラーS1は 「Battery Error」「Error S1」 と出ますが、番号は共通なので下の一覧でそのまま探せます。

ビープ音の回数について

ユーザーからの報告では、充電中にビープ音が3回鳴る場合はダスト容器や吸入口の詰まり、5回鳴る場合は充電やバッテリーの不具合を示すケースが多いようです。ただし機種によって異なる可能性があるため、本体裏面のシールと取扱説明書での確認をおすすめします。

eufyロボット掃除機のエラー番号一覧【早見表】

以下はAnker公式サポートで案内されているエラー内容です。まず自分の症状がどれに当たるかを確認してください。

エラー原因対処の目安
エラー1バンパーが正常に動作していない清掃で直ることが多い
エラー2車輪が正常に動作していない清掃で直ることが多い
エラー3サイドブラシが正常に動作していない清掃、または部品交換
エラー4回転ブラシが正常に動作していない清掃、または部品交換
エラー5本体が移動できない(障害物)障害物の除去
エラー6本体が移動できない(乗り上げ・センサー)移動とセンサーの清掃
エラーS1バッテリーのエラーバッテリー交換が必要な場合が多い

なお、L70やX8などレーザーセンサーを搭載したモデルでは、上記とは別の番号が使われる場合があります。アプリに表示された番号が一覧にないときは、eufy Cleanのエラー詳細か取扱説明書をご確認ください。

エラー1バンパーが正常に動作していない

こんな症状本体が動き出してすぐ止まる/障害物がないのに停止する

バンパーは前方の障害物を検知する部品です。ここが押し込まれたまま戻らなくなると、本体はエラーとして停止します。

Anker公式では、バンパーを軽く叩いてほこりを落とすよう案内されています。ほこりが見当たらない場合は、本体を別の場所に移動してから掃除を再開してみてください。

叩いても戻らないときは、バンパーが左右どちらかに傾いていないか確認します。ネジを緩めて付け直したところ解消したという事例もあります。

エラー2車輪が正常に動作していない

こんな症状その場で空回りする/片側だけ動いて回転してしまう

公式の案内は、周囲の障害物を取り除き、車輪にほこりが詰まっていないか確認するというものです。

実際には、髪の毛やペットの毛が車軸に巻き付いているケースが多く見られます。ピンセットやハサミで取り除けば直ることがほとんどです。

掃除しても改善しない場合は、車輪の駆動モーター自体が故障している可能性があります。RoboVac 11Sで駆動モーターが壊れ、分解して自力で修理した事例も報告されています。ただし分解はメーカー保証の対象外になるため、保証期間内であればサポートに相談するのが先です。

エラー3サイドブラシが正常に動作していない

こんな症状底面の小さなブラシが回らない/隅のゴミが取れなくなった

サイドブラシは本体の底面についている、ゴミをかき集めるための部品です。

公式の案内はサイドブラシの汚れを取り除くこと。実際には、髪の毛や糸くずが根元に巻き付いているケースがほとんどです。ブラシを取り外して絡まったものをハサミで切り、取り付けるときはカチッと音がするまで押し込んでください。

掃除しても直らない場合は、ブラシ自体が変形している可能性があります。サイドブラシは消耗品なので、毛先が広がったり曲がったままになっていたら交換のタイミングです。

サイドブラシ、フィルター、回転ブラシがまとめて入った互換品のセットが出ています。単品で買い足すより割安ですし、どれも定期的に交換する部品なので、一度に揃えてしまうほうが手間がかかりません。

上のセットの対応機種は G10 Hybrid / 11S Max / 15C Max / 30C Max / G30 Edge です。無印の11S / 15C / 30C は「Max」が付かない別系統でフィルターの形が違うので、お使いの機種名で対応品を確認してから購入してください。

エラー4回転ブラシが正常に動作していない

こんな症状中央の大きなブラシが回らない/吸引力が落ちた気がする

回転ブラシ(メインブラシ)が回らなくなった状態です。髪の毛の巻き込みが原因になりやすく、報告例の多いエラーでもあります。

公式では、回転ブラシ、接続部、ブラシガード、吸入口を取り外して汚れを落とすよう案内されています。

見落としやすいのがブラシの両端です。中央部分は目立つので気づきますが、端の軸受けに髪の毛が固く巻き付いていることが多く、ここを外さないと回りません。

RoboVac 11で赤ランプのエラーが頻発し、ブラシ部分のネジを外して分解したところ髪の毛が絡みついていた、という事例もあります。ドライバーは必要になりますが、カバーを外すだけなら難しい作業ではありません。

ブラシの毛がへたっていたり、軸の部分が削れている場合は交換したほうが確実です。先ほど紹介した消耗品セットには回転ブラシも入っているので、サイドブラシやフィルターとまとめて交換できます。

エラー5・6本体が移動できない

こんな症状その場で止まって動かない/段差やラグに乗り上げて止まっている

番号は分かれていますが、どちらも「本体が動けなくなった」ことを知らせるエラーです。原因が違うので分けて見ます。

エラー5は前に進めない状態です。公式では「周囲に障害物があるかを確認し、取り除いてください」と案内されています。ケーブル類、カーテンの裾、椅子やハンガーラックの脚まわりが引っかかりやすい場所です。

エラー6は少し違って、本体が浮いている(ぶら下がっている)と判断された状態です。段差やラグに乗り上げて車輪が空転しているときのほか、落下防止センサーが汚れていて「床がない」と誤検知しているときにも出ます。

公式の対処は、本体を別の場所へ移して試すことと、落下防止センサーの汚れを落とすことです。センサーは本体の底面にあるので、乾いた布で拭くだけで直ることがあります。フローリングでは出ないのに黒っぽいラグの上だけで止まる、という場合もセンサーまわりを疑ってください。

同じ場所で繰り返し出るなら、掃除を始める前にその一角だけ片付けておくほうが早いです。

エラーS1バッテリーのエラー

こんな症状充電できない/赤ランプが点灯したまま戻らない

充電ステーションに戻しても充電されず、赤ランプが点灯したままになる。これがエラーS1の典型的な症状です。

私の環境で実際に発生したのがこれでした。再起動や端子の清掃では改善せず、最終的にバッテリーを交換して解決しています。

交換手順、純正品と互換品の違い、互換バッテリーに替えたあとの稼働時間や発熱の変化については、別記事に詳しくまとめました。

バッテリーは純正と互換のどちらも手に入ります。対応機種の広さで選ぶなら純正で、11S〜G40シリーズまで1種類でカバーできます。

▶ EufyのエラーS1(バッテリーエラー)の直し方とバッテリー交換手順

それでも直らないときの3つの判断

ここまでの対処で改善しない場合は、次の順番で確認してください。

1. 保証期間内かどうか

eufyのロボット掃除機には、購入から一定期間のメーカー保証が付いています。保証期間内であれば、カスタマーサポートに連絡することで新品交換の対応を受けられる場合があります。

保証期間は製品や購入時期によって異なるため、購入時の商品ページや同梱書類をご確認ください。分解してしまうと保証の対象外になるので、自力での修理を試す前にサポートへ相談するのが順番としては正解です。

2. バッテリーの回収・交換プログラムの対象かどうか

交換用バッテリーを買う前に、必ず確認してください

Ankerは、ロボット掃除機に搭載された一部のバッテリーについて、発火の恐れがあるとして回収・交換を実施しています。対象は2023年4月1日〜8月21日に購入された製品(RoboVac 15C ホワイトとG30 ホワイトは10月15日まで)のうち、特定のシリアルナンバーのものです。

本体底面のシールに記載された、Aから始まる16桁のシリアルナンバーを公式サイトの受付フォームに入力すると、対象かどうかを確認できます。オンライン受付は24時間対応で、現在も受け付けています。

対象であれば無償で交換されます。2024年8月には、対象製品を充電中に発火する事故も発生しています。消費者庁は、未対応の方に直ちに使用を中止するよう呼びかけています。購入時期が該当する方は、必ず一度確認してください。

▶ Anker公式 バッテリー回収・交換受付フォーム

3. 部品交換か、買い替えか

保証が切れていて、回収対象でもない場合は、自分で部品を交換するか買い替えるかの判断になります。

バッテリーやブラシ類は数千円程度で手に入るので、本体が正常に動いているなら交換したほうが安上がりです。一方、車輪の駆動モーターや基板の故障が疑われる場合は、部品の入手性を考えると買い替えのほうが現実的だと思います。

買い替える場合、5年前の機種と比べていちばん変わっているのは吸引力ではなく本体のゴミを自分で捨てなくてよくなったことです。自動ゴミ収集ステーション付きのモデルなら、たまったゴミをステーション側にまとめてくれるので、ダストボックスを開ける作業自体がなくなります。水拭きも使っていたなら、水拭きとゴミ収集の両方に対応したモデルが正面の後継になります。

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バッテリーを自分で交換する場合、純正と互換品で価格がかなり違います。互換品に替えたあと、稼働時間と発熱がどうなったかは実際に測りました。

▶ 【Eufy】純正から互換バッテリーに替えた結果|稼働時間と発熱の実測

バッテリーの寿命はどのくらいか

ロボット掃除機のバッテリーはリチウムイオン電池なので、使うほど劣化していきます。

ユーザーからの報告では、おおむね300〜500回程度の充放電で交換時期を迎えるという声が多いようです。2日に1回動かす使い方なら2〜3年が目安になります。ただしメーカーの公表値ではないため、幅を持って考えてください。

劣化のサインは、稼働時間が明らかに短くなる、掃除の途中で充電に戻る回数が増える、といった変化です。エラーが出る前に気づけることも多いので、稼働時間が新品時の半分程度になってきたら交換を検討するタイミングだと思います。

バッテリーが劣化しても本体そのものが壊れているわけではないので、交換すれば同じ機体を使い続けられます。交換手順はエラーS1の記事で写真付きで解説しています。

実際に3年半使ったときの稼働時間の落ち方と、交換に踏み切った目安は別記事にまとめました。

▶ Eufyのバッテリーは何年もつ?3年半使った実測と交換の目安

まとめ

RoboVacのエラーは、原因さえ分かればほとんどが自分で解決できます。

  • エラー1・2・5・6:清掃と障害物の除去で直ることが多い
  • エラー3・4:ブラシの清掃、へたっていれば消耗品を交換
  • エラーS1:バッテリー交換が必要になるケースが大半

掃除して直るものにいきなり部品を買う必要はありませんし、逆にバッテリーの劣化を掃除で直そうとしても時間の無駄になります。まず切り分けることが近道です。

そしてバッテリー関連のエラーが出たときは、部品を購入する前に回収・交換プログラムの対象かどうかを確認してください。2023年に購入した機体なら、無償交換の対象かもしれません。安全に関わる部分なので、一度チェックしておく価値があります。

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